2場所連続休場で夏場所(12日初日、両国国技館)は西十両14枚目まで陥落した豊真将(32=錣山)が、復活の準備を着々と進めている。

 東京・江東区の錣山部屋で7日、三段目力士と12番。立ち合いを確認する稽古も9回繰り返した。師匠の錣山親方(50=元関脇寺尾)から「まずは当たってから。休んでいるときは四股ばかりやっていたのだから、それを信じてやろう」と声をかけられる場面もあり、本調子にはまだまだの様子だ。関取衆との申し合いなどはできていない。それでも痛めている左肩をかばうことはなかった。昨年12月に左肩腱板(けんばん)損傷のため手術。2月11日の大相撲トーナメント(両国国技館)で一時復帰したものの、再度悪化させていた。