大相撲の東前頭14枚目の舛ノ山(22=千賀ノ浦)が27日、名古屋市名東区の松ケ根部屋に出稽古した。

 松鳳山に加え、同じく出稽古に来た千代大龍、勢との申し合い。立ち合いから頭で当たり、松鳳山や勢を一気に押し出す場面もあり、好調さを示した。

 3連続で相撲をとり、土俵下まで転げ落ちて息切れしたところで、松ケ根親方(元大関若嶋津)から「そろそろ終わろうか」と声がかかった。

 舛ノ山は4場所連続負け越し中だけに「自分のペースでやらせていただいているので感謝しています。皆さん(の番付に)に追いつけるように頑張らないと」と奮起を誓った。

 稽古見学に訪れていた女性たちからは「あなた、やっぱりかわいらしい顔をしているわね。写真撮ってよ~。名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)も応援に行くからね」と、人気ぶりも健在だった。