日本相撲協会は8日、東京・両国国技館で大麻や違法薬物の使用を調べる「抜き打ち尿検査」を実施した。出羽海、放駒、九重、片男波、宮城野の5部屋計103人(2人は入院中で欠席)の検体が採取され、専門機関に送られた。部屋単位制で全協会員が対象になってからは4月22日に続いて2回目だが、昨年9月2日には関取を対象に簡易尿検査が行われ、当時病欠だった平幕千代白鵬もこの日は受検。「いろいろ言われたので早く受けたかった。これですっきりした」と安心の笑みを浮かべた。大関千代大海、横綱白鵬らも受検。結果は2~3週間後に判明する。