名古屋場所(7月7日初日、愛知県体育館)で初めての綱とりに挑む大関稀勢の里(26=鳴戸)が「重圧」を笑い飛ばした。26日は大雨の中、多くの人たちが見学。注目を浴びるが「何がプレッシャーなのか分からない。そんなことでへこたれていたら、相撲を取れないでしょ」と言ってのけた。十両隆の山、幕内高安と計30番こなして全勝。「(番数は)物足りているけど、もう一押し、二押し…。(求めたら)きりないですけどね」と意欲的だった。