ソフトバンクがリーグ優勝を逃した。所沢でのマジック点灯。札幌での首位陥落。24日仙台での終戦と、チームに同行しながら見届けた。

選手たちは大きく一喜一憂することなく、日々、目の前の試合に全力を注いで戦っているように見えた。だから悔しさはあっても、下を向いている選手はいない。気持ちを切り替えCSからの日本一へ向かっている。

ソフトバンク担当として、選手だけではなく、裏方さんやスタッフの方を取材させてもらうこともある。選手より多忙な仕事を抱えている人も少なくない。そんな中で聞こえてくるのが「優勝して、ハワイ旅行で家族が喜んでいるのを見ると、報われますね」という声だ。

選手たちもその思いを背負っている。自分や自分の家族以上に、日頃からチームを支えてくれている人たち、そしてその家族に喜んでもらいたいという思いがある。主力として何度も優勝を経験している松田宣は、昨年12月のハワイで「みんなの思いも感じてやりたいし、来年も必ずここに来られるようにしたい」と優しいまなざしで話していた。悔しさや、仲間の期待も胸に、2年連続下克上への戦いが始まる。【ソフトバンク担当 山本大地】