野球のU18W杯で準優勝した日本代表のメンバーで、静岡の堀内謙伍捕手(3年)が7日、プロ志望へと大きく傾いた気持ちを明かした。

 この日、大阪から帰静し、父伸彦さん(46)とともに静岡高の鳥居春仁校長(59)に大会参加を報告した。同杯では7試合に出場し、16打数7安打5打点と活躍。ベストナインにも選出された。堀内は「このメンバーの選出時にプロでやる気持ちが強くなり、こうやって活躍してさらにその気持ちが強くなった」と話した。今日8日から早速、後輩チームの練習に合流して体を動かすという。

 U18W杯期間中、オコエ瑠偉(関東第一)や佐藤世那(仙台育英)、豊田寛(東海大相模)らと交流を深めたといい、「今度会うのはプロになると思う。また日の丸を背負いたい」と意気込んだ。11日には全校生徒を前に大会参加を報告する予定だ。【藤中栄二】