西武の佐藤爽投手(23)がプロ初登板初先発で初勝利を挙げた。育成契約出身の選手としては球団史上初の快挙となる。7回9奪三振無失点。ロッテの人気アイスクリーム「爽」のごとく、爽やかにロッテ打線を冷え込ませた。
持ち前の度胸で攻めた。持ち前の変化球が風に乗った。左翼からの最大19メートルの強風で、スライダーの横変化が最大で「73・9センチ」をマーク。ホームベースを横切るどころではない切れ味に加え、ツーシームも吹き上がりながら左打者に食い込む。ロッテ打線に満足いくスイングをさせず、かつフライも少なく野手陣のリスクさえ減らした。
借金2で終えた3、4月。5月が始まり、主砲タイラー・ネビン内野手(28)が合流し、いきなり本塁打に2二塁打と絶好調。貴重な支配下枠を与えた佐藤爽が台頭したのもチームの大きなプラスだ。バッテリーを組んだ柘植世那捕手(28)は3安打、ロッテ出身の平沢大河内野手(28)も3安打と、打線も一気に火が付いた。佐藤爽のテキパキしたテンポも、その流れを間違いなく生み出した。チームは今季初めて、総得点が総失点を上回った。
【動画】西武佐藤爽 プロ初登板で「クール」な投球 7回無失点の好投 (編集済み)



