江戸崎総合が、現チームで公式戦初勝利を挙げた。

 エースナンバーは1年生左腕の増尾勇希投手が背負うが、昨年三塁手として夏を経験している背番号「9」の和田起樹投手(3年)が先発マウンドに立った。4回まで被安打7も1失点と粘り、リードを守って増尾にリレーした。

 5回に同点に追いつかれたが、7回2死一、二塁から2番赤阪大輔内野手(2年)が左前へ勝ち越し適時打を放った。赤阪はこの日4打数4安打の固め打ちとなった。

 昨秋、今春と地区予選1回戦で敗退。相良真博監督(31)は「やっぱり夏の初戦は3年生で、と思って和田を送り出した。もうちょっと点が取れたらなと思いましたが、いいところで一番当たっている赤阪に回ってくれた」と初勝利を喜んだ。