滝川西が北見緑陵を振り切り、3年ぶりに初戦を突破した。

 空知地区予選2試合14回を無安打無得点の右腕エース小野寺蒼吏(3年)は、6回まで無得点を続けたものの、7回に最速144キロストレートを狙われ5失点。8回からはサウスポー梅木一朗(3年)が無安打リリーフで2点差を守りきった。

 小野寺大樹監督(40)は小野寺について「去年の秋よりは成長したが、ストレート1本で押していけるほど甘くはない。もうひと工夫してほしい」と、18日に予定される準々決勝に向けて課題を与えた。