ノーシードから勝ち上がった唐津商が昨秋、今春の県大会覇者で優勝候補の佐賀商に圧勝し、11年以来5年ぶり5度目の夏の甲子園出場を果たした。

 2死二塁などのケースを設け毎日行った実戦形式のシート打撃の成果で、佐賀商の4投手を打ち砕き15安打16得点と打ち勝った。主将の井上樹希也外野手(3年)は「先制点を取り打線がつながった。チャレンジャーの気持ちで打ってやろうと臨みました」と大勝を喜んだ。