先発した青藍泰斗(栃木)・宮沢悠大投手(3年)が4回2/3を4安打無失点6奪三振。

 130キロ台後半の直球と縦に曲がるカーブで、左足首に痛みを抱えるエース石川翔投手(3年)を温存させる快投だった。今大会、ここまで計14回2/3を投げ1失点。「今までずっと、石川におんぶにだっこ状態だった。今日は自分が抑えようと思っていました」。スタンドには、石川目当てに5球団12人のスカウトが集まったが、背番号10の投球からも、目が離せない。