天理(奈良)の大相撲の元横綱、輪島大士氏(69)の長男大地が初めて甲子園のマウンドに立った。

 10点リードの9回、2番手で登板。連打と四球で満塁とし、明豊の代打・三好に本塁打を浴びて降板した。「負けたら終わりというところで、相手が必死にくるところでもっと試合に入り込んでいけばよかった。(被弾の瞬間は)頭が真っ白になりました」と“立ち合い”の4失点を反省。自宅のテレビで観戦中の父について聞かれると「輪島の名に…輪島らしくできなかったです」とうつむいた。