大船渡・佐々木朗希投手を指導する国保陽平監督(32)も「日本を代表して、世界のどの国に出ても一生懸命やっていけるように。野球がすべてではないですけれど、その後の人生につながるようにやっていけたら良い」と導くつもりだ。

自身は盛岡一から筑波大に進学。卒業後は米独立リーグのティフアナ・シマロンズ(メキシコ)と契約し、外野手としてプレーした経験もある。7年前に教師となり、前任の花巻農時代から投手、野手問わず数多くの選手をマウンドに上げるスタイルを貫く。成長痛などを抱えていた佐々木にも、昨年は過度な負荷をかけず、連投なども回避。「私が大学や専門家の方々に教えていただいたことを選手に伝え、選手たちが取捨選択して納得の上で決断するようにやっているつもり」と自主性も重視する。