プロ注目右腕の創価・森畑侑大投手(3年)が、打倒清宮を掲げた。6球団のスカウトが見守る中、5回に3番手として登板し、1回無安打無失点3奪三振。5回コールド勝ちに貢献した。

「少し逆球が行ってしまったが、ボールのキレ自体は良かった」とすべて空振りでの三振。スピンの利いた直球で打者を手玉に取った。

調布シニア出身で、聖徳学園の松崎公亮投手(3年)とは元チームメート。「(松崎は)中学の時は外野をやっていて、投手をやるというのは去年の夏に知った。球速も140キロ出ると聞いたので、すごい成長したなと思いました」と球友をたたえた。

同じ強豪シニアの後輩には早実・清宮福太郎外野手(2年)も所属していた。「この前の試合でホームランを打っていて、対戦したいなと思います」と闘志を燃やした。

最速146キロ右腕も、現時点では大学進学を希望している。この日は141キロ止まりだったが、視察に訪れた楽天・部坂俊之スカウトは「角度もあり、球速以上に感じる。空振りも取れていて、とても楽しみな投手です」と期待した。