第103回全国高校野球選手権(8月9日開幕、甲子園)南北海道大会・室蘭地区の組み合わせが18日、決定した。14年以来の南大会進出を目指す浦河など19校が3つの代表枠を争う。道内10地区の組み合わせが決まり、全国のトップを切って26日に札幌、室蘭地区で開幕する。

  ◇  ◇  ◇

浦河は選手14人で7年ぶりの地区突破を狙う。今春は地区初戦(2回戦)で苫小牧東に2-3で惜敗。阿部健太監督(32)は「チャンスで1本出せなかった。(コロナ禍で)練習時間は限られるが、何とか勝負強さをつけられたら」。対外試合自粛も、監督も加わりながら打者5人対、残り9人で守る変則的な紅白戦で実戦感覚を磨いてきた。工夫して練習してきた成果を出す。