夏甲子園に向けた2年ぶりの戦いが、全国トップを切って南北海道の札幌、室蘭地区で開幕した。19年秋以来の有観客となった札幌地区は、大麻など3校が勝ち上がった。
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札幌東の先発右腕、小岩宥光(3年)がカットボールを生かし、6回5安打1失点と好投した。昨秋は地区代表決定戦で敗退し、今春は地区3回戦で全道8強の東海大札幌に0-7で完敗した。「変化球の数が少ないことが課題だった」と、パドレス・ダルビッシュ有が配信する動画「野球経験ない人でもほぼ投げられるカットボール講座」を見て新球を習得。「6回のピンチで使えた。次戦以降も有効に活用したい」と話した。
▽札幌東陵・末田晏陽主将(3年)(初回2死からバックスクリーに先制ソロを放った) 左手首の軟骨と左手親指を骨折していたのですが、心配かけたくないので監督に黙っていた。ケガのおかげで、力を抜いて振ることができた。
▽札幌東陵・大間明彦監督(41) 分散登校や対外試合自粛などが続いて、選手の気持ちを上げていくのが難しかった。そんな中で末田が1本打ってくれたのはうれしかった。

