延長10回1死二、三塁で、大麻の相良拓望遊撃手(1年)が勝ち越しの左犠飛を放ち、接戦にケリをつけた。

4番に座るはずだった清水大翔遊撃手(3年)が初戦前日に負傷離脱。地区開幕日に相良が急きょ登録され、13年ぶりの代表決定戦進出に貢献した。「先輩たちの思いも感じて緊張した。何とか三塁走者が帰って来てくれて良かった」と振り返った。

▽9回途中から救援し、1回2/3を無失点の大麻・細川将一朗投手(3年) 9回まで曵地(悠星、3年)が頑張って投げてくれた。交代したとき涙ぐんでいた。絶対に打たれたくないという思いで投げた。

▽10回124球を投げ8安打2失点の札幌東・小岩宥光投手(3年) みんなが9回に追いついてくれたのに失点して…情けない。将来はギリギリの場面で頑張れる人材になりたい。教員になり、監督としてまた高校野球の世界に戻ってきたい。