77歳の阪口慶三監督率いる大垣日大(岐阜)が苦戦している。同点で迎えた5回は防戦一方だ。右腕の山田渓太外野手(1年)が2死から二塁失策で出塁を許し、一、二塁のピンチを迎えた。

左打者との対戦を迎えて、指揮官は先発で左翼に回っていた左腕の五島幹士投手(2年)を投入したが右前に勝ち越し適時打を許した。さらに右翼のバックホームが悪送球になり、失点を重ねた。ピンチは一、三塁と続き、再び右腕の山田渓太外野手(1年)を再登板させたが左翼フェンス直撃の適時三塁打で2点を失った。小刻み継投で執念の采配を振ったが痛恨の4点の勝ち越しを許した。

勝てば来年3月のセンバツが、ほぼ確実になる一戦だ。阪口監督は春夏通算32度の甲子園出場を誇り、38勝は歴代8位。東邦(愛知)で指揮を執った89年はセンバツ優勝に導いた名将だ。来春、センバツに出場すれば77歳10カ月での参戦になる。常総学院(茨城)の木内幸男監督が出場した09年夏の78歳0カ月に匹敵する高齢での指揮になる。

ちなみに、プロ野球では09年74歳の楽天野村克也監督、大リーグでは50年87歳のアスレチックス・マック監督の例がある。