城南静岡は伊東商に3-2で辛勝。コロナ禍で部員16人が離脱する中、12人のメンバーで9年ぶりの2回戦突破を決めた。3回戦16試合は20~21日に県内4球場で行われる。

城南静岡が“見えない敵”にも打ち勝ち、3回戦に駒を進めた。0-1の3回2死満塁。日野颯太郎外野手(1年)が、逆転の中越え2点二塁打を決めた。3-2で迎えた5回無死二塁のピンチでは、中堅から登板した太田有萌翔(ゆめと、3年)が好救援。自身最長の5回を無安打無失点に抑え、リードを守った。

島田工を3-2で下した10日の1回戦後、チームに新型コロナウイルスがまん延。部員28人中、主力5人を含む16人が離脱した。12人での戦いを強いられたが、公式戦初先発組4人の1人、日野が殊勲打を放つなど、全員が奮闘。過去に計5度の甲子園経験を持つ名将・船川誠監督(72)も「忘れられない試合になった」と、手放しで褒めた。

袋井商と対する3回戦も厳しい台所事情が続くが、太田は「みんなが戻ってくるまで負けられない」と力を込めた。一丸で夏をつなぐ。