浜松工の右腕エース細窪優良(ゆら、3年)が決勝満塁本塁打を放ち、駿河総合を5-2で退けた。

1-0で迎えた8回表1死満塁、内角低めの球をすくうように打ち返した。「思ったより伸びた」という打球は、左翼に吸い込まれた。中学3年時以来というグランドスラム。高校の公式戦では初アーチになった。「大きく飛ばすことを意識した」と振り返り、笑顔を見せた。

投げては9回10奪三振。10安打を許したが、2失点に抑えた。「スライダーで三振を奪えた」と胸を張った。直球を低めに集めることに徹し、球速を意識していなかったが、この日の最速は142キロ。自己記録を1キロ更新し、「うれしい」と喜んだ。

21日の次戦は、昨春東海王者の掛川西と対する。「次はもっと強い相手になる。悔いを残さないよう丁寧に投げたい」と力を込めた。【倉橋徹也】