大阪唯一の夏の大会皆勤校の市岡が、コールド勝ちで4回戦進出を決めた。

2回に主将の市原絢斗遊撃手(3年)の先制適時打などで一挙5得点。投げては先発の三田崇広投手(3年)が5回2失点で試合を作った。その後2点を失ったが流れは離さず、最後は奥平佳汰二塁手(3年)がサヨナラコールドの一撃を放った。

野口諭史監督(41)は「点を取られた後に取り返せたのが大きかった」と選手たちをたたえた。

 

第1回大会から出場を続ける伝統校。創部以来変わらない特徴的な帽子の3本線は、大阪市内で3番目にできた旧制中学という意味が込められている。

エースの三田は「100年以上の歴史は3本線を被るたびに感じます」と語った。

 

チームのテーマは「全力疾走、全力発声」。「全力疾走」は同校OBでもある指揮官の現役時代から、引き継がれている。主将は「全力でやるのが伝統だと思っている。後輩たちにもつないでいきたい」と歴史ある学校の主将として、決意を口にした。

 

次戦は16強をかけて再抽選で決まる高校と対戦する。主将は「自分たちのできることをしっかりやれば私学とも対等に戦える」と同校104年目の夏へ、意気込みを口にした。【波部俊之介】