来春のセンバツ出場につながる秋季岩手大会(16日開幕)の出場権をかけた地区予選が各地で行われた。

昨秋岩手王者の花巻東は、すでに県大会出場を決めているが、第1代表の座をかけて花巻北と対戦。大阪桐蔭・中村剛也(現西武)に並ぶ高校通算83本塁打の佐々木麟太郎内野手(2年)は「3番捕手」で公式戦初先発した。

1回無死一、二塁の第1打席では107キロの変化球で空振り三振。3回1死二塁の第2打席では97キロの変化球を打ち上げて中飛に抑えられた。

4回1死一塁の第3打席ではタイミングが合わずに空振り三振。6回1死走者なしの第4打席は二飛に倒れた。

5回の守備からは定位置の一塁に就いた。

佐々木麟は4打数無安打に終わったが、試合は8-1の7回コールド勝ちし、花巻東が第1代表となった。