富士宮東高では、ロッテ育成3位の勝又琉偉内野手が門出を迎えた。このほど、富士宮市内の同校で行われた卒業式に出席。クラスを代表して卒業証書を受け取った。「無事に卒業でき、チームメートにも久しぶりに会えて楽しかった」。式典後は野球部の卒部式にも参加し、高校最後の日を笑顔で過ごした。

同校では、1年夏から定位置を獲得。50メートル5秒8の俊足も光る188センチの大型遊撃手へと成長を遂げ、主将も務めた。3年間を振り返り「人前で率先して話すような人間ではなかった。主将も務めさせてもらい、人としても成長できた。大勝(良則)監督に感謝しています」と頭を下げた。休む間もなく、1日からチームの練習に再合流。勝又は「1日でも早い支配下登録を目指して、体づくりから頑張っていきたい」と表情を引き締め、慣れ親しんだ校舎に別れを告げた。