高崎健康福祉大高崎(群馬1位)は木更津総合(千葉2位)に10-7で勝利し、18年以来5年ぶり3度目の優勝を決めた。主将の森田光希内野手(3年)が2ラン本塁打を放つなど野手全員安打を記録し、計16安打10得点と打ち勝った。終盤に追い上げられたが集中力を切らさず、全員野球で頂点へ駆け上がった。

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木更津総合は4回までに7点ビハインドになったが、7回に1点差にまで迫るなど粘りを見せた。

五島卓道監督(68)は「3週間前の5月初めの県大会とは違った。結果的に点を取れたのはしぶとく食らいついた成果だと思う。こういう舞台をたくさん経験させてもらったので夏に向けては非常にプラスになる。これからの課題はピッチャーの育成」と、夏に向けて収穫と課題を得た大会となった。