84年の東京6大学春季リーグ戦で東大野球部初の満塁本塁打を放った朝木秀樹監督(60)率いる筑波大駒場(西東京)が、東京高専との国立校対決を5回コールドで制した。
同期には東大野球部で投手として通算8勝を挙げ、現在は「報道ステーション」でメインキャスターを務める大越健介氏(61)がいる。朝木監督は「私はキャッチャーで、彼とはバッテリーを組んでいました。今日(球場に)来てたんですよ」。元相方が見守る中、大勝を収めた。
平日は会社員として働き、土日に外部指導員として部活動を指導する。平日の練習は主将の西山和希捕手(3年)を中心にメニューを組む。「昔は練習の指示を全部出していたんですけど、今は彼ら自身で課題を見つけて練習メニューを組んでいます。西山キャプテンが皆をよくリードしてくれる。彼はそこら辺の高校で監督やれと言われたらすぐできますよ」。
同校は卒業生の約6割が東大に進学する都内屈指の進学校。西山主将は「やっぱり勉強と野球両方全力でやらなきゃいけない。時間配分や気持ちの切り替えをチーム皆で意識してます」と話す。
東京の国立校で唯一の初戦突破を果たし、目標に掲げるのは大会3勝。文武両道の力を発揮し次戦も白星をつかむ。【玉利朱音】

