春の県大会優勝のいなべ総合学園が7回コールドでベスト8入りした。

三重県屈指のヒットメーカー石垣諒馬内野手(3年)が4安打4打点と強烈な存在感を放った。「4番遊撃」で先発。初回の先制中前打に始まり、5回に右越え三塁打、6回は左前に適時打。7回にとどめの右前打で2者を迎え入れ、攻撃の核を担った。

柔らかいスイングで全方向に打ち分けた左打者は、遊撃でも軽やかなプレーを見せた。好きな選手は西武源田だ。主軸に座り高校通算25本塁打を打つが、つなぎの4番を自覚する。「レフト前への打球が一番よかったです。引っ張らずに体の中で反対方向に打てるのが自分の強み。中距離タイプなので、長打だけではなく、野手の間を抜く打球を打とうと心がけています」と満足そうに話した。

春の三重を制したことで、ライバル校から厳しいマークを受ける存在になった。それでも石垣は「春は実力ではなく勢いや流れで勝ったと思っている。過信せずに基本の反復をやってきた。まだまだチャレンジャーです」と気の緩みは一切見せなかった。【柏原誠】

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