北海(南北海道)が明豊(大分)をタイブレークの末、逆転サヨナラで破り、準優勝した16年以来7年ぶりの白星を挙げた。すでにクラーク(北北海道)が初戦を突破しており94年の北海と砂川北以来、29年ぶりのアベック勝利を達成した。

2点を追う9回裏、2死走者なしから今北の適時打で1点差に迫ると押し出し四球で7-7同点に追いつきタイブレークへ。10回表に1点を勝ち越されたがその裏、送りバント失敗後の1死一、二塁から8番小保内の適時打で同点。なおも1死一、三塁から9番大石がサヨナラ安打を放った。

明豊は2年連続の初戦突破ならず。甲子園通算20勝目はお預けとなった。