高校通算140本塁打を誇る花巻東(岩手)のプロ注目スラッガー、佐々木麟太郎内野手(3年)が、昨夏王者に挑む。準々決勝の仙台育英(宮城)戦に「3番一塁」でスタメンに名を連ねた。3回戦までの3試合で12打数6安打2打点。今大会はすべてが単打でノーアーチだが、チーム打撃に徹して勝利に導いてきた。

仙台育英戦前日18日の練習後には「投手陣を含めて去年優勝を経験している選手が多くいて、層も含めて素晴らしいチームだと思っている。必ず苦しいゲームになることを覚悟しているし、接戦をしっかりものにできるようにしたい」と意気込んでいた。