仙台一が、38年ぶりの東北大会出場を決めた今春に続いて、秋も17年ぶりとなる東北切符をつかみ取った。

今春の3位決定戦で延長11回タイブレークの末、4-3と競り勝った東陵を5-3で下した。初回、相手のミスも絡み1死三塁といきなりチャンスを作ると、3番高橋彪外野手(2年)の左適時打で先制。1-1で迎えた3回1死三塁、高橋の右犠飛で2点目を追加。2-1で迎えた4回1死一、三塁では、1番藤原啓内野手(2年)の右越え3点本塁打で突き放した。

同校初のセンバツ出場がかかる東北大会に向けて、決勝3ランを放った藤原は「自分たちのやるべきことをしっかりやって、センバツに行きたいと思います」と意気込んだ。