鶴岡東が日大山形に7-2で勝利し、4年ぶり6度目の優勝を果たした。11安打9得点の準決勝に続き、この日も12安打7得点と打線が爆発した。

初回から試合が動いた。準決勝で高校通算11本目の本塁打を放った桜井椿稀外野手(2年)が、この日も大暴れ。1回1死一、二塁のチャンスで4球目を捉えた打球は右翼スタンドへと吸い込まれる2戦連続本塁打。第2打席も右二塁打を放つと、右翼手の失策を見逃さず、一気に三塁を陥れた。準決勝では先発投手として100球を投じたが、疲労を感じさせない活躍を見せた。

先発の梅沢一輝投手(1年)は、9回4安打2失点で完投。期待の1年生右腕が、最後まで落ち着いた投球でチームを優勝へと導いた。