昨夏神奈川大会準優勝の横浜が初戦を5回コールドで快勝した。プロ注目の椎木は「チームとして難しい初戦の入り方。それを自分の今までの経験を生かして声かけできた」と言った。普段の捕手とは異なる一塁手で出場。自分用のファーストミットは持っておらず「チームメートの峯(大翔・3年)のを使わせてもらいました」と明かした。不慣れな守備もそつなくこなし、打撃では3打数3安打。視察に訪れたDeNA永池スカウトは「夏に向けてしっかり仕上げてきましたね」と打撃面を評価した。
一塁で先発出場させた理由について、村田浩明監督(37)は「7試合戦っていく上で、暑さ対策です」。長い夏の戦いを見据え、高校時代捕手としてプレーしていた監督が考慮した起用だった。ただ自身は「捕手が自分の役割」と今後の出場に意欲を見せる。
試合は捕手として中日、ロッテ、西武に所属した父・匠さんが観戦。息子の活躍を「結果としてチームも勝ったから、良いプレーだったんじゃないかな」と評価した。夏の戦いが最後となる息子に「思いっきりやってほしい。その姿が見られたらうれしいです」とエールを送った。【深田雄智】
◆椎木卿五(しいぎ・けいご)2006年(平18)5月13日生まれ、千葉県船橋市出身。中学時代は東都京葉ボーイズでプレー。180センチ、85キロ。右投げ右打ち。高校通算14本塁打。憧れはヤクルト中村悠平。好きな有名人は永野芽郁。

