第107回全国高校野球選手権の大会本部は10日、暴力問題に揺れる広陵(広島)の堀正和校長が同日午後1時から兵庫・西宮市内で取材対応に当たると発表した。堀校長の取材対応終了後、午後2時半をめどに大会本部が取材に対応する。
広陵は6日、今年1月に野球部内で上級生から下級生への暴力行為があったと公表。被害に遭った1年生がその後転校したことが明らかになった。同校は声明で「令和7年1月に本校で発生した不適切事案について」とし「被害を受けられた生徒ならびにその保護者の皆さまには、重ねて深くおわびを申し上げます」などと謝罪した。
さらに発表された声明の中では「当時の2年生部員4名が1年生部員1名に対して、それぞれが個別に被害生徒の部屋を訪れ、暴力を伴う不適切な行為をしたことが判明しました」とし、「本校は、調査の結果、令和7年2月14日までに関係者に対する指導及び再発防止策の策定をいたしました」と続けた。
すでに硬式野球部として厳重注意を受け、暴力を伴う不適切な行為をした4名の部員は事件判明日から1カ月の公式戦出場禁止の処分を受けている。大会本部も「出場の判断に変更はありません」と発表した。
また、大会本部は7日、被害を訴えている元部員から日本高野連に新たな情報提供があったと発表。広島高野連から日本高野連には「学校は元部員の保護者からの要望を受け、第三者委員会を設置し、現在調査中」と報告があったといい、調査結果を受けた学校からの報告を待って、日本高野連が対応を検討するとしている。

