日本学生野球協会は4日、都内で審査室会議を開き、高校14件、大学3件の処分を決めた。全国高校野球選手権大会を途中で出場辞退した広陵(広島)は、不適切指導(部内)と報告義務違反によりコーチ(52)が8月21日から11月20日までの3カ月の謹慎処分を受けた。
発端は今年4月23日夜に寮内で行われた全体ミーティング。ベンチ入りしている2年生に対し、3年生ら周囲から「しっかり認められるように、練習や生活をしっかりしなさい」と注意があった。しかし、この2年生はミーティング後も寮内の廊下を奇声を上げて騒いでいる様子が見られたため、コーチは1分間にわたり廊下で正座をさせた上で口頭で指導をしたという。
同校は1月に起きた野球部内の暴力事案などがSNS上で拡散し、今夏の甲子園1回戦勝利後に出場辞退した。新体制となっても騒動は収まらず、学校側は先月20日に1、2年生の現役部員へアンケートを実施。暴力やいじめの問題がないことを確認した上で秋季広島大会地区予選出場を認められていたが、当事者ではない別の部員からの指摘を受けて今回の事案が発覚するに至った。

