日米通算4367安打のイチロー氏(52=マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクター)が24~25日の2日間、第56回明治神宮大会を制した九州国際大付(九州・福岡)の硬式野球部を指導した。
午後4時ごろ、山の中にあるグラウンドに到着したイチロー氏は、部員たちと対面し、「初めまして。まずは秋の県大会、九州大会、さらに神宮大会、優勝おめでとう。現段階で日本一強い。俺、いらないでしょ?」とユーモアを交えてあいさつした。リアクションの薄い生徒たちを見ながら「そこは首を横に振って欲しい」と突っ込み、和やかなムードでスタート。
既にレベルの高いチームの指導については、「果たして訪ねていいものかなと迷ったし、この状態のチームと交流するのは初めてです。なので、僕が勉強しに来たというスタンスです」と語った。「高校生たちに『日本一のチームってこういうチームなんだよ』と伝えるためにも、みんながどんなレベルなのか知りたい」と興味津々の様子だった。
なお、イチロー氏は合流3日前の練習で強度の高いランニングを行った際に左太もも裏を軽く肉離れ。「走る」を見せられなかったが、「決勝戦ほやほやの状態を見させてください。できる範囲でやります」と目を光らせ、指導にあたった。

