児童買春・児童ポルノ禁止法違反(製造や提供)容疑で硬式野球部の男子部員2人が書類送検された日大三(東京)が7日、春季東京大会を辞退することを発表した。同大会は各校にとって夏のシード権獲得を占う重要な位置づけで、8日に1次予選と東京大会の組み合わせ抽選会が控えていた。「現在、硬式野球部は活動を停止し、事案の重大性を踏まえ、指導体制および寮運営体制の見直しを進めております。このような状況を鑑み、春季大会への出場は辞退させていただくことといたしました」とホームページに掲載した。

昨夏の甲子園大会で準優勝した同校は、硬式野球部員2人(17歳と16歳)が女子生徒にわいせつ動画を送らせて拡散したなどとして、警視庁が先月12日までに書類送検した。動画は部員二十数人が受け取り、拡散には十数人が関わったとみられ、学校側は保護者説明会を開くなど対応にあたっていた。

東京都高野連は既に学校側から報告書を受け取り、日本高野連にも提出。今後は日本高野連の審議委員会で審議し、仮に対外試合禁止や指導者の謹慎といった処分が必要と判断された場合には、日本学生野球協会の審査室にかけられる。