佐野日大(栃木)主将の中村盛汰内野手(3年)が甲子園の舞台に初めて立ち、偉大なる祖父の凄さを改めて実感した。「初めてグラウンド入ったので、すごい広いなと思いました」と甲子園の持つ雰囲気に驚いた。シート打撃やノックに時間を割き「短い時間でしたけど、試合に向けて備えられます。本当に貴重な時間だった」と感謝した。

PL学園(大阪)を春夏合計6度の優勝に導き、甲子園通算58勝を納めた中村順司さん(79)を祖父に持ち、経験豊富な名将から助言を受けてグラウンドに立った。「太陽の位置だったり、グラウンド状況だったり、ポジションからの見方だったり。バッターボックスからの見方も確認しとけよと言われてました」とくまなくチェックした。「(甲子園は)非常に大きいというか、圧迫されてる感じが感じましたね。スタンドが高いので圧迫されてる感じが少しありました。(祖父の)言ったとおりでした」と、現場に来たからこそ分かる感覚を確かめられた。

あとは試合に向けて、どう甲子園を味方につけるかだ。初戦は大会第5日(23日)第3試合で三重とぶつかる。当日は祖父も観戦に訪れるという。「『特に気負うことなく、自分らしくプレーしろよ』とよく言われます。冬の期間を乗り越えての春なので力はついてるし、つながりもまた強くなってる。泥臭くても何でもいいので、粘り強いプレーを見せたい」と、どん欲に勝ちを追い求める。

【センバツ2026】日程・組み合わせはこちら>>>