8年ぶり出場の三重が甲子園練習に臨んだ。23日の佐野日大(栃木)との初戦を前に、エース吉井海翔投手(3年)がグラウンドの感触を丁寧に確認した。

吉井は今月6日、通学途中に交通事故に見舞われ、鼻の骨と歯を折る大けがを負った。「甲子園に立てないんじゃないか」。病院のベッドで不安が駆け巡る中で回復し、練習に復帰。いつも通りのチームメートが出迎えてくれた。

そしてこの日、甲子園の土を踏んだ。「まずはチームに戻って来られて良かったですし、憧れの場所に立てて本当にうれしいです」と喜びをかみしめた。「けがもあって親は不安な気持ちもあると思うので、それを取っ払えるようなピッチングを見せたいです」と力強く口にした。