第27回全国高校女子硬式野球選抜大会が20日に開幕(栃木ほか)し、東海大静岡翔洋が悲願の日本一を目指す。

新3年生は、入学直後の24年4月に同大会で準優勝に終わった先輩たちを決勝の舞台・東京ドームで応援。高島琉衣主将(3年)は「1番最初に見た景色が決勝だった。自分たちの力でもう1度実現して、今度は優勝したい」とチームの思いを代弁した。

開幕日に迎える初戦では、強豪の花巻東(岩手)とぶつかる。同校とは2年前の夏の全国選手権準決勝で激突。0-8で完敗した。公式戦では、それ以来の対戦となる。当時もマウンドに立ったエース右腕の石野七星投手(3年)は「四死球を出して守備のリズムを崩してしまった。ただ、当時から成長している自信はある」。リベンジから頂点への1歩を踏み出す。

チームは7日から2日間、御前崎市で直前合宿を実施。福井工大福井、甲斐清和(山梨)と行った計3試合の実戦に全勝し、本番に向けて弾みもつけた。弓桁義雄監督(62)は「力はあるチーム。あとは、やってきたことを発揮できるか」と期待。応えるように高島は「状態も上がってきた。監督を日本一の監督にしたい。頑張ります」と言葉に力を込めた。