<全国高校野球選手権:唐津商9-4古川工>◇8日◇1回戦

 初出場の古川工(宮城)が甲子園の雰囲気に飲まれ、初戦で姿を消した。1回、4安打に3四死球と失策が絡んで一挙7失点。間橋康生監督(40)が「ベンチに帰ってきて、何点取られたかを分かってない子もいた」というほど選手は浮足立っていた。だが、エース山田大貴(3年)が3回から立ち直ると、打線も奮起。プロ注目右腕の唐津商・北方悠誠(3年)から4点をもぎ取った。間橋監督は「後半はよく粘ってくれた」と選手をねぎらった。