<全国高校野球選手権:徳島商3-1藤代>◇11日◇2回戦

 4年ぶり出場の徳島商(徳島)のエース龍田祐貴(3年)は初回に暴投で1点を失ったが、以降は尻上がりに調子を上げ追加点を許さなかった。これまでの自己最速を5キロ上回る148キロの直球に鋭いスライダーを織り交ぜ、9奪三振で1失点完投した。打線は1点を追う4回に4安打で逆転し、好投のエースを援護した。龍田祐は「今日は今までで一番よかったです」と笑顔を見せた。