<高校野球南北海道大会:札幌一2-0札幌大谷>◇17日◇1回戦◇札幌円山球場

 札幌一が3年ぶりの甲子園に向けて好スタートを切った。0-0の3回、無死二塁で犠打、これが敵失を誘い、幸運な先制点を入れた。7回2死二塁から1番打者の斉藤慎次郎三塁手(3年)が遊撃強襲、中堅にこぼれる間に二塁走者が生還した。先発した知久将人投手(3年)が被安打4、奪三振11で完封した。菊池雄人監督(40)は「少ないチャンスに、バントなどを使い、うまく得点が取れました。知久もエースらしく淡々と投げてくれました」と喜んだ。