<高校野球西東京大会:国学院久我山6-1昭和一学園>◇19日◇4回戦◇神宮

 プロ注目の国学院久我山・川口貴都投手(3年)が、3回戦(16日、対堀越)から中2日で2試合連続完投した。昭和一学園を相手に110球で9回4安打8奪三振で1失点完投。自責点は0だった。「舞台が神宮で緊張した。真っすぐが低めに決まって、ピンチで落ち着いていられたので、最少失点で切り抜けられた」と汗をぬぐった。

 高良武士監督(50)は「関橋の先発も考えたけど、肩の張りもないということで川口にした。少し力が抜けていてよかった。直球の速さにこだわり続けて秋と春にやられているから、痛い経験が生きている」と評価していた。