雨天のため14日の秋田商戦が中止となった福井工大福井(福井)は、甲子園室内練習場で打撃練習やキャッチボールなどで調整した。エース菅原秀(3年)は、ブルペンで20球。開幕戦(対常葉学園橘)で10三振を奪う原動力となったナックルカーブも5球投じた。身長182センチの長身右腕は「今は調子が良い」と好調をアピール。大須賀康浩監督(58)は「順延が決まって、選手には集中力と気持ちを切らさないよう話した。今日の菅原はコントロールも良かった。いつもは、そんなに良くないのに。反対に心配になるくらい(笑い)」と、順調な調整ぶりに目を細めていた。