<高校野球兵庫大会:三田松聖7-4関西学院>◇26日◇準決勝◇明石トーカロ

 激闘の延長戦を制したのは、三田松聖だった。

 4回表に4点を先制するも、4回裏と6回裏に2点ずつ返され、同点に。試合は延長戦へ突入した。

 10回表、2死一、二塁で先頭打者の内藤晃裕(あきひろ)内野手が右越えの2点適時三塁打を放ち、ついに勝ち越した。2番田中慶太内野手(3年)も続きもう1点追加。試合を決定づけた。

 大西祐監督(33)は「ここまで、気持ちが空回りしていた内藤が、あそこで打てたのは大きかった」と活躍を喜んだ。

 初めて夏の聖地をかけた一戦を控え「積極的にやるだけ」と意気込んだ。

 兵庫大会決勝(明石トーカロ)は27日、神戸国際大付対三田松聖が13時から行われる。