<高校野球千葉大会:八千代15-13木更津総合>◇15日◇3回戦

 八千代が壮絶な乱打戦を制した。12-12で迎えた9回、連続四球もあって3点を勝ち越し、木更津総合の猛追を振り切った。試合終了の瞬間、優勝したかのように選手たちは声を上げて泣いた。ベンチ裏に戻っても興奮冷めやらず選手たちは抱き合った。その中でも松下航主将(3年)は冷静で、「技術の差は気持ちで埋めるしかない。今日の勢いで駆け上がりたい」と次戦へ気持ちを引き締めていた。