<練習試合:大阪桐蔭7-0泉尾工>◇5日◇舞洲

 ぶれない姿勢に、春夏連覇の可能性の高さを感じる。それは自分への厳しさだ。大阪桐蔭・藤浪晋太郎(3年)が、7日開幕の大阪大会前の最後の実戦で、5回無安打10奪三振無失点。最速150キロをマークした。だが自己採点は「コントロールがまだまだです。近畿大会後の練習試合ではあまりよくなくてきょうはそれを修正したかったんですが、思うように出来なかった」と厳しかった。

 6月下旬に強化練習の疲労で股関節に張りが出て、予定していた練習試合2戦の登板を回避。この日は好結果も出したが「まだまだ」と言う。この厳しさがこれから生きてくる。【西日本キャップ・堀まどか】