<高校野球静岡大会:横須賀7-5藤枝明誠>◇23日◇3回戦◇焼津球場
横須賀が延長11回の末、第5シードの藤枝明誠に競り勝った。エース後藤黛(だい=2年)が8安打10奪三振で完投。チームは2点を追う9回に同点とすると、11回に押し出し四球で逆転。3時間7分に及ぶ熱戦を制し、創部56年目で初の16強入りを決めた。
後藤はここまで3試合28イニングを1人で投げ抜いている。試合後には欠かさず「酸素カプセル」に入り疲労回復に努めているというが、疲れを見せ始めた6回に3連打を含む5安打で4失点。それでも、7回以降は「気持ちを切り替えた」と1安打に抑えた。前日22日の練習では左臀部(でんぶ)の張りを訴え、この日も万全ではなかったものの、最速138キロの直球と大きく縦に変化するスライダーで10奪三振。「きついけれど気持ちで投げた。目標はベスト8までいくこと。この流れでいきたい」と力強かった。【神谷亮磨】

