<高校野球西愛知大会:享栄13-0春日井西>◇12日◇2回戦
高校球界屈指の左腕、享栄(西愛知)八木亮祐投手(3年)が春日井西戦で参考記録ながら無安打無得点試合を達成した。13-0で5回コールド勝ち。最速139キロの直球を軸に、9三振を奪った。もっとも、八木は満足していない。「60点くらい。自分としては力を抜いたつもりですけど、どうしても(力が)入ってしまった。上半身と下半身のバランスが悪かった」と反省の弁が先だった。
この日のネット裏には9球団21人のスカウトが集まった。ソフトバンクの小川編成部長は「コントロールがいい。バランスもいいしひじの使い方がうまい。あとは変化球」。広島苑田スカウト部長も「社会人を見ても、これだけの左はいない。トップクラスの選手」と絶賛した。
八木にはそんな評価も興味がない。「1戦1戦全力でやって、今年こそ絶対に甲子園に行きたい」。チームを13年ぶり、夏の甲子園へ引っ張っていくことしか頭にない。


