<高校野球奈良大会>◇19日◇2回戦

 天理が12-2で畝傍に5回コールド勝ちした。先発した技巧派左腕の沼田優雅投手(3年)が初回、味方の失策で先頭の出塁を許したが、ストライク先行の落ち着いた投球で、無失点で切り抜けた。「これまで、エラーで出たランナーをかえすことが多かったけど、野球は助け合い。夏は、抑えられるようになろうと思った」。精神的な成長を実感し、8番に入った打席でも余裕が生まれた。

 1、2回はともに1死満塁で打席に入り、2打席連続の適時打で4打点をあげた。序盤に大きくリードしたため、沼田は3回1安打無失点で降板。直球最速143キロを誇る本格右腕・桑原秀弥投手(3年)を擁する王寺工との次戦に備えた。森川芳夫監督(54)は「次はそう打てない。覚悟しているけど、打線がどこまで辛抱できるか」と警戒感を強めていた。