<高校野球青森大会>◇22日◇準決勝
1000人を超す全校応援を背に受けて、青森山田が意地を見せた。0-6で迎えた9回表、1死二、三塁から6番京田陽太(1年)の中前打で1点を返した。さらに遊ゴロで1点。完封負けは逃れた。だが最後の打者が三振に終わり、2-6で光星学院に破れV7の夢は消えた。
光星学院とは現チームで3度目の対戦だった。昨秋県大会準決勝で3-5、今春の県大会でも準決勝で当たり0-5で敗戦。例年なら秋春に負けても、夏は勝負強さを発揮してきた。だがこの日は、光星学院のエース大浴勝(3年)に5安打。最後まで打線が爆発しないまま、夏が終わった。
快挙達成ならず、ナインは悔し涙を流した。応援席にあいさつしたあと、動けない選手もいた。先発し3回で4失点の左腕エース田川陽一(3年)は「先輩たちが続けてきた連覇を途切れさせ、申し訳ない。どこかに(V7の)プレッシャーがあったのかもしれない」と話した。
引き揚げるナインに、学校関係者やOB、選手の父母たちから「ご苦労さま。よくやった」とねぎらいの声が掛けられた。6連覇で築いた黄金時代は止まった。それでも選手層は依然厚い。有力選手も多い1、2年生が、青森山田の再出発を担う。【北村宏平】


